ビーズやパールなどの周りをひもでぐるぐると巻いてある、なんだか素敵なアクセサリー。
何ていうものなのかは知らないけど、最近ちょっと気になる。
調べて見ると、それは「ソウタシエ」という手芸だということが分かりました。
「ソウタシエ」って知っていますか?
きっと、まだ聞いたことないという人も多いのではないでしょうか?
でも、作品を見てみたら、「あぁ~!見たことある!」という人も多いと思います。
最近、ソウタシエが注目されているんです。
数年前、「タディングレースって何?」と言っていたのが今では誰もが知るハンドメイドになったように、
ソウタシエも2021年の終わりごろにはダイソーやセリアなどの100均にも置いてある、人気アイテムになっているかもしれません。
では、そんなソウタシエについて詳しく見ていきましょう!
ソウタシエとは?
見たことあるけど、名前は知らない「ソウタシエ」とは、こんな作品です↓
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ソウタシエとは、「ヨーロッパの伝統的なコード刺繍」です。
これ、刺繍なんですよね。どんな風にしてひもをぐるぐる巻いてくっつけているんだろうと思ったら、すごい繊細な刺繍だったんです。
(正確にはひもではなくてコードと呼びます)
上流階級の貴族の正装の襟元や袖口の装飾として使われていたと言われているので、映画の衣装などで私たちは目にしていたかもしれません。
もともと昔からあったものだけど、最近になって注目されるようになった理由は何でしょうか?
ひとつは、デザインがすごく「今っぽく、おしゃれに」なっていることです。
色々調べて見ると、数年前からソウタシエのキットなども販売されていましたが、今見るとデザインがちょっと古臭いイメージで、若い人には受け入れられにくいなぁというものでした。
しかし、ここ最近出てきているものは、デザインや色遣いも洗練されていて、トレンドを抑えていてとってもおしゃれなんです。
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だから私たちも実は前から見た事あったけど、興味が沸かなかっただけなのかもしれません。今は興味を持つ人がとっても増えてきています。
人気なのはイヤリングやブローチなどといったアクセサリーにしたもの。Twitterなどでも「欲しい!」「作ってみたい!」と話題になっています。
試しにミンネで「ソウタシエ」と検索してみるとイヤリングやピアス、バレッタ、ブローチ、ブレスレット、ネックレスなどのアクセサリーが出てきます。
ただ、検索にヒットしたのはたったの1,079件でした(2021年1月現在)
これはかなり少ない件数です。
まだまだ認知度も、作っている人も少ないのが現状ですが、ファンが少しずつ増えてきているのも事実。
また、ミンネで販売されているソウタシエの作品を見てみると分かりますが、他の作品と比べて価格が高めです。
ソウタシエのピアスで平均3,000円~5,000円程度。
ミンネで他のピアスの価格帯は平均1,000円程度です。
なのでかなりの高値で販売されていることになります。
ソウタシエのアクセサリーは、すごくゴージャスなイメージなのでウエディングなどでも使われるそうですが、最近はカジュアルな服装にも合うような小ぶりでシンプルなデザインの物もたくさんあります。
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今の時代に合った、普段使い出来るアクセサリーとして進化しているんですね。
フェリシモや生協でソウタシエのキットがおすすめ
もう一つ、ソウタシエというハンドメイドが注目されるようになったきっかけは、様々なメーカーがキットの販売を始めたことだと思います。
その中でも、「注目の技法をいち早く体験」と題して販売されたフェリシモのキットは初心者が始めやすい様にとても工夫がされています。
ソウタシエのアクセサリーの作り方↓(フェリシモ)
このキットが発売されたのは2018年頃のようですが、最近になって注目度がぐんぐん上がっています!
デザインも素敵だし、作り方も写真付きでとても丁寧なので初めて作る人にとってはすごくいいと思います。キットなら、全ての材料も揃っていますしね♪
ソウタシエで使うコードやパールやビーズも自分で揃えようと思ったら大変です。
また、生協の「手づくりキットの店」というチラシの中でもソウタシエのキットが販売されています。こちらは購入出来る時期が限られているようですが、フェリシモに負けず劣らずおしゃれなソウタシエが作れるキットです。
楽天でもソウタシエのキットの販売がありました!
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楽天の方が価格は安いですが、たぶんフェリシモや生協のようなキットに比べると説明も簡単な物だと思うので、1番最初はそちらの方がいいかもしれません。
またはソウタシエの作り方を教えてくれる教室に通うのもいいと思いますが、今はコロナの事もあり自宅でコツコツやる方が落ち着くという事もあると思うので、
独学でやるならキットをおすすめします!
こちらは帯などに使えるちょっと「和」なイメージのソウタシエ↓
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ヨーロッパ生まれの手芸なのに何だか和装にもとっても合いそうです。
ちょっと水引アクセサリーにも似ている気がします。
作り方を覚えたら、オリジナルのデザインで作ってみたいですね♪